今回はユリドームというコンドーム型の収尿器に関する情報を、お伝えします。
ユリドームの中でも外れてしまうユリドームと外れない収尿器があります。
ユリドームで外れてしまう原因と、それを解決する商品について紹介します。
ユリドームとは

ユリドームとは、男性用の収尿器で排尿障害のある方の男性器にコンドームのようなものをつけ、そこに収納できる袋を取り付けるというものです。
ユリドームは男性器にするコンドームのようなものをつける部分に、バンドを付けて固定します。
バンドの締め付けにより、コンドーム部分が取り外れないようにするという仕組みです。
尿が出た場合、コンドームを通る管を通り、収納の袋に尿がたまるという仕組みです。
うまく尿が取れれば、おむつを使う必要がなく経済的です。
また褥瘡などの傷がある場合には、お尻周りを清潔に保つことが可能になります。
しかしこのユリドーム、外れることがあるのです。
外れるユリドーム

ユリドームは男性器にしっかりとバンドが締め付けられており、通常時は外れないようになっています。
しかし、私も入院している時に使ったことがあるのですが、簡単に外れてしまいました。
後からわかったことなのですが、それは男性が尿を出す時や出し終わった時に、男性器がとても小さく萎むということが原因です。
尿をした後の男性器はヘナヘナになり、硬い部分が全くないぐらいの状態まで小さくしぼんでしまいます。

いつも必ず起きるわけではないのですが、かなりの確率で小さい状態になります。
そうするとどうなるのかと言うと、コンドーム部分から大きく男性器が外れてしまうのです。
そしてその状態で、また男性器が大きくなりコンドーム部分にはまれば問題ないのですが、いつもそういうわけにはいきません。
問題になるのは1回男性器が小さくなって、コンドーム部分が外れた後に、すぐに尿が出る場合があるのです。
私もあとから紹介する外れない収尿器を使っている時に、尿が出る様子を見たのですが、一回でて1分ぐらいしてからまた出ることがあります。
つまりに尿が出て、男性器が小さくなり、コンドーム部分が外れ、そして尿が出て、漏れてしまうということが起きるのです。
この問題を解決するにはどうすればいいのでしょうか。
ホリスター社のインビューカテ

この問題を解決したのは外国の製品での収尿器があります。
外国製のホリスター社という会社が作っている、インビューカテという製品です。
このインビューカテという製品もコンドーム型で、男性器を覆う仕組みです。

しかし男性器から尿が出た後に小さくなってしまい、コンドーム部分から外れてしまうという問題を解決するためにコンドーム部分に粘着力のある液体が付いています。
ノリのような物質です。
この粘着力があるために、インビューカテを男性器に取り付けると、インビューカテが男性器に貼り付きます。
この仕組みにより、尿が出た後に男性器が小さくなっても、インビューカテは外れずに男性器についたままになります。
そのためとても小さくなった男性器から、また尿が出ても、収尿器で収尿できるのです。
私はこのインビューカテを使っています。
インビューカテの料金はどれくらいなのでしょうか。
インビューカテのコスト

そのように漏れない仕組みになっているため、インビューカテの料金はとても高いです。
ひとつあたり200円近くの値段がかかります。
さらにコストがかかる事としては、一箱30個のインビューカテが入っているのですが、その中に不良品が入っているということです。
不良品とは粘着力が弱く、取り付けてもすぐ外れてしまったり、尿が出た後に簡単に外れてしまうものが含まれているということです。

私は尿が出てから漏れないようにするために、取り付けた後に少し引っ張ったりしますが取れてしまうものが2個か3個に一個あります。
そのためしっかりと、尿が取れるようになるインビューカテは1回4、500円のコストがかかるのです。
そのためホリスター社の製品を買って使う場合には、市の補助がなければとてもありませんが、コストが高すぎます。
私が住んでいる市では収尿器の補助が出ているため、そのお金を使って購入しています。
もしあなたの住む市に収尿器の補助が出るのであれば、検討してみてください。
収尿器に関しては、こちらの記事にも書いてありますので、参考にしてみてください。
【まとめ】外れるユリドームと外れない収尿器

バンドだけで止めている場合のユリドームは、外れてしまうことがあります。
男性の尿が出た時に、男性器が小さくなりユリドームが外れてしまうためです。
そこでオススメなのが、ホリスター社の収尿器です。ホリスター社のインビューカテという収尿器であれば、粘着力があり男性器に付着しています。
そのため男性が小さくなったとしても、収尿器が外れる事がありません。
ホリスター社のインビューカテはコストが高いため、市の助成金がある場合に利用するのがおすすめです。
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